自分では気づかないうちに少しずつ効果が出ていたことが嬉しくて、その日は一日浮かれたような気分でいることができました。
もしも何もせずにあのまま放置していたら、結果的に手遅れのような状態になってしまったでしょう。
自分にもやがては祖父や父のように冗談で済ませることができる日がやってくるのかもしれません。
もしも割り切れなかった場合は自分の頭をネタに人を笑わせることはストレスになるでしょうし、心を押し殺してまで冗談にするほどの覚悟も私にはないのです。
治療がうまく進んでいることを教えるように、周囲の友達や同僚からクリニックについて聞かれることも増えました。
おそらく私以外にも多くの男性が薄毛について悩みを抱えており、誰にも言えずに困っているのではないでしょうか。
環境によってはうかつに人に相談することもできず、苦しみながら過ごすことになりかねません。
祖父や父、親戚などはすでに自分を受け入れていて治療の余地はないのかもしれませんが、改善していけるのならどんどんしていったほうがいいと思っています。
悩みを抱えたままでは毎日の生活が苦しいものになってしまいますし、そのまま放置していても改善されるものではないからです。
クリニックに通い始めたことは私にとって大きな決断でしたが、今では行ってよかったと心の底から思っています。